一般事業を行う法人、と法定資本金の要件がある事業を行う法人という二つに分けられます。
① 一般事業を行う法人の場合
原則的には、いくらでも現地法人を作ることができます。しかし、実務運営上、以下の点を注意する必要があります。
- ハノイで会社を作る場合には、最低1千5百万円からではないとIRCを取得が難しいです(法的なルールではなく、ハノイの特別な政策です。財務的な能力がなく、不正の目的でベトナムでの現地法人を作るケースを排除するための目的です)
- 当局に提出する事業計画に適切する投資額を登録する必要があります。投資家にその適切性・妥当性についての説明義務があります。
② 法定資本金の要件がある事業を行う法人の場合
必ず法定資本金の要件を満たす必要があります。
“例”
法定資本金を求める事業・分野 |
法定資金金額 |
大学事業 |
1,000,000,000 VND |
幼稚園 |
1人学生当たり、30,000,000 VND |
労働者派遣事業 |
2,000,000,000 VND(デポジット金) |
人材紹介事業 |
300,000,000 VND(デポジット金) |
保険事業 |
300,000,000,000 VND |
証券コンサルチング事業 |
10,000,000,000 VND |
会計監査法人 |
5,000,000,000 VND |