2025年8月8日、ベトホ法律事務所(BETOHO)は、カントー市人民委員会が外交部、日本国大使館、日本貿易振興機構(JETRO)と共同で主催した「日本とメコンデルタ地域との交流会」に参加いたしました。本会議は同日午後、カントー市にて開催されました。
カントー市は、メコンデルタ地域の経済・商業・物流の中心地であり、豊富な河川網、潤沢な農水産資源、若く勤勉な労働力で知られています。さらに、カントー国際空港、港湾、高速道路網などの現代的な交通インフラを有し、ホーチミン市や周辺省とのアクセスも良好です。地方政府は常に投資家と伴走し、税制や土地に関する多くの優遇政策を適用しています。特に農水産加工、物流、再生可能エネルギー、エコツーリズム分野のプロジェクトにとって戦略的な投資先となっています。
現在、カントー市には日本の投資プロジェクトが13件、総投資額は約16億米ドルに上ります。その中でも注目されるのは、イオンモール株式会社によるイオンモール・カントー商業センタープロジェクト(約8.6ヘクタール、総投資額約2億1,600万米ドル)と、丸紅株式会社とベトナムの総合建設商社との共同出資によるオーモンII火力発電所プロジェクト(出力1,050MW、総投資額13億米ドル)です。これらのプロジェクトは稼働後、カントー市および周辺地域の経済社会発展を大きく促進することが期待されています。
ベトホ法律事務所は、日本企業のお客様を専門にサポートする法律事務所として、ハノイ、ホーチミン市、ダナン、カントーをはじめとする全国各地で法務サービスを提供しております。日本語に堪能なベトナム人弁護士チームが、豊富な実務経験を活かし、お客様のベトナムにおけるあらゆる投資・事業展開のステップで伴走いたします。